勉強に運動、そうじなど、色々なことをそつなくこなすジン。意外と器用な様子 が、クラスで注目を浴びる。そんなある日、4年3組は国語の授業で「自分の自 まんできるところ」というお題で作文を書くことに。周りからは何でも書き放題 だと思われるジンだったが、肝心の本人は筆が進まない。ジン自身はこれといっ た強みが思いつかず、何を書くにも他の誰かが浮かび、しっくり来るものが無か ったのだ。ついには作文が完成しないまま、翌日を迎えてしまう。ホームルーム までに作文を仕上げようとするが、裏世界でドラゴラが現れ、出動命令が入る。 ベルトコンベアーと計測器が合体したドラゴラはエージェント個人を分析し、苦 手な攻撃を怒涛のライン作業のように放つ。その巧妙さにエージェント達は次々 とダウン!そんな中、一人ドラゴラと対抗し続けるジン。最後の砦となったジン にみんなの期待がかかる中、ジンの心にもある“想い”が芽生え始める……! |
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クリスマスが近づき、スミレ町も学校も楽しいムードが漂う。この時期の子ども たちは、クリスマスプレゼントの話題で持ちきり。4年3組も例外ではなく、 ススム達は思い思いに欲しいものを語る。みんなの願いを叶えるサンタさん。 しかし、その願いがわがままだらけだったとしたらどうなるだろうか……? その日の夜。ススムが寝床につく頃、地響きのような音が耳にちらつく。地面は 揺れていない。しかし、外ではなんと巨大サンタが街を歩いていた!そのサンタ はホログラムで出来ており、大人には姿が見えないという不思議な存在。巨大 サンタの正体は、サンタの置物とプロジェクターが合体したドラゴラだった。 エージェント達は、夜中ながらこっそり出動を開始。プロジェクターの光を弱め ない限り、ドラゴラは永久に出現してしまう。そこで、光には光!イヨの幻覚 攻撃を用いたイルミネーション作戦を企てる。色鮮やかな戦い、ここにあり? |
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最近、スミレ町では謎のメールが横行している。それは"スミレ町から牛乳が 消える"という内容。このメールを見た者は友人や知人に情報を拡散する必要 があり、ススムにもそのメールが届く。ススムは早速クラスでメールの話を していると、情報通のギンジが緊迫した顔で口を挟む。なんとそのメールの 情報は本当で、そのうち牛乳を手に入れられなくなるというのだ。妙に信憑 性が強いギンジの説得。それをきっかけに、情報はクラス全体に行き渡る。 翌日、機嫌よく学校へ向かうギンジ。実はメールの情報が嘘だと分かった上 で、情報を広めていたのだ。給食の牛乳が他の飲み物に変われば万々歳!と いう発想からだったが、その日クラスに登校してきたのはわずか5人! その頃、スミレ町では風邪も流行しており学級閉鎖などが問題になっていた。 メールと風邪には何か関係性がある!?残ったメンツで裏世界の調査が始まる! |
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ドラゴラ出現による現実世界への被害が、だんだん強力になっていることに危機を 感じるエージェント達。班のリーダーとスピーカーさんで、放課後そのことを話し 合う。その途中、スピーカーさんの正確すぎる情報に疑念を抱くキリヤ。会議を 終え他のリーダー達が去った後、キリヤはスピーカーさんに正体を問う―。 スピーカーさんはいずれ正体を打ち明けると約束するも、通信を切断。キリヤが不 審に思いながら下校していると、ゲーセン帰りのススムと遭遇する。珍しく遅帰り のキリヤに興味津々のススム。仕方なく状況を説明すると、ススムは秘密でスピー カーさんの素性を探ろうと提案。二人で裏世界に向かい、過去に潜入した桜子タイ マーヒルズの跡地で手がかりを探す。そう簡単に情報は掴めず、諦めて帰るかと いう頃。思わぬ形でドラゴラと遭遇!見たことのない歪な合体に困惑しつつも、 二人でドラゴラを撃退。そのドラゴラの破片は見知らぬ廃工場へと向かい……。 |
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