ここ最近、放課後すぐに下校するキリヤ。2班の作戦会議をキリヤ不在で行う ことが増え、ショーマはキリヤをサボりと疑う。ショーマから話を聞いたススム は、一緒にキリヤを追いつめようぜ!と妙に張りきり、次の日キリヤを尾行する。 通学路を外れ、たどり着いた先は路地裏。キリヤはそこで弾き語りを始める――。 ショーマは自分もダンスで参加する、スミレ町のあるイベントのことを思い出す。 それはストリート広場で行われる、アーティスト達の自由なライブ。どうやら、 キリヤもその出演者の一人のようだった。そんな時、町の音響機器に異変が発生。 同時に、野良猫たちが突然一方向に向かい鳴きだす。裏世界でドラゴラが暴れだし たようだ。ライブにかける想いはショーマも同じ。キリヤの弾き語りから魂を感じ たショーマは、キリヤの歌と自分の特技を活かした作戦を思いつく。二人のスター が組んだ連携プレーが見事炸裂!誤解も解け、2班はさらに強くなったのだった。 |
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7月に入ってはじめての休日!おこづかいを握り締めて、タイガとナギはゲーム センターに向かった。今日から稼動開始のゲームを楽しみにしていたのだ。だが、 ボタンが反応しないという不具合が起こる。どうやらゲームのボタンだけでなく 町中のボタンが反応しないようだ。エレクトレーバーも使えなくなってしまい、 限られた人数だけで裏世界に向かう。姿を現さないドラゴラ。どうやらクエストを 3つクリアすると出現するらしい。早速クエストに挑戦するエージェント達。クエ スト用に用意された衣装に着替えさせられ、心の試練・技の試練・体の試練を見事 にクリアする。ラスボスとして現れたのは巨大なトレジャーボックスドラゴラ。楽 しみにしていたゲームを中断させられた恨み!赤と青のケーブルが弱点というニセ の情報を暴いたタイガは、必殺のハッキング攻撃でドラゴラを撃破。見事敵に勝利 したタイガはその後再びゲームセンターに行き、自身最高得点を出したそうだ。 |
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4年生から授業時間内に行われるクラブ活動!ある日、そこで事件が起こる。 屋外スポーツクラブでは、プールの授業が始まったことで、期間限定の水泳が 盛んに行われていた。そんな時、プールに謎の渦が発生し、数人の生徒がその 渦の中心にとらわれ動けなくなってしまったのだ。プールの外へつながる扉の 鍵まで全てロックされ、先生すらお手上げの危険な状況におちいってしまう。 その場にいたユウコはエレクトレーバーを使い、皆にプールの状況を伝える。 ユウコとの交信から、プールドラゴラの中に貯水されたプールの水が揺れ動く ほど渦が強くなることが発覚し、エージェント達はドラゴラの動きを封じるの で精一杯。エージェント達がドラゴラの動きを止めている間、現実世界でできる こと……裏世界と現実世界でプールの水が連動している部分に目をつけ、ユウコ はプールにいる生徒たちと協力し、ドラゴラを弱らせる方法を見つける――! |
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その日の夕焼けはいつにも増して赤かった。アキネは日直の仕事を終え、下校しよ うと廊下を歩いていた。するとどこからか泣き声が聞こえる。下級生の少女だ。 1人で下校するのは寂しいと言うので、アキネは一緒に帰ってあげることにした。 ――しかし、学校を出ると、外の様子がおかしい。人ひとり歩いていないどころか 人の気配がしないのだ。さらに、通学路を歩いていたはずが、見知らぬ場所へ迷い こんでしまう。「どうしておうちにつかないの?」ついには泣き叫んでしまう少女。 そのとき、少女の体が急変、異形の姿へと変形してしまう。逃げるアキネを引き止 めようと足を掴む少女。もう帰れない...。そう思ったアキネだったが、不思議な 力でピンチを察知したススムとナギが駆けつけてくれた。2人のおかげで脱出でき た3人は元の世界に向かって走る。線路の向こう側で、帰らないでと泣き叫ぶ 少女を背に、必死で...。 |
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